光触媒とは
日本発の世界をリードするクリーン技術「光触媒」は、今年で発見50年になります。
光触媒とは、光の力を使って、自らは何も変化することなく周りのものを変える(化学反応)働きをもつ触媒物質を指す総称で、JチタンLで使用している酸化チタン(TiO2)は、代表的な光触媒です。酸化チタンに光が当たるだけで、 抗菌・抗ウイルス、防汚、防曇、脱臭、大気浄化、水浄化 など「6大機能」が生まれるので世界中で重宝されています。
昔から絵の具や紙、化粧品、歯磨き粉、ホワイトチョコレートなどごく身近に使われてきた人に安全な材料です。
光触媒はどんな作用があるの?
抗菌・抗ウイルス
大腸菌・メチシリン耐性黄色ブドウ球菌やウイルス等の 細菌類等を光触媒の強い酸化力により、死滅 させ、分解します。
消臭・大気浄化
ホルムアルデヒデを分解 し、シックスハウスの原因を取り除きます。たばこのヤニ、トイレ、 キッチン等の細菌・悪臭を分解し、大気・水質を消化します。
防カビ・防汚
カビや藻の発生を防ぎ、 汚れを付きにくく します。
超親水性
表面の水滴が全体に広がるため、曇りません。
光触媒は農業分野も期待されている最先端技術です
光触媒で「トマト」ができるってご存じでしたか?
~日本が誇る最先端技術
水耕栽培では水に浸される根っこにばい菌が付着しやすくなります。
光触媒とIoTの技術でより安全で安心な野菜を作ることができるようになります。
光触媒を次世代の農業に活用しようとの取り組みも始まっています。
以下は初代東京大学特別栄誉教授 藤嶋 昭の著書「第一人者が明かす光触媒のすべて」より引用させていただきました。
東京理科大学の光触媒国際研究センターの建物内に植物工場のモデルを作り、様々な光触媒技術を駆使して、薬草など付加価値の高い植物の栽培を目指しています。
東京理科大学には、薬学部ならびにバイオ系の学科が充実していますので、学部横断的な取り組みによって、理科大ならではの成果に結びつけたいと思っています。
ひとつの成果として、光触媒を用いることで種子の発芽率が向上することを、中田一弥准教授が中心となって突き止めました。
酸化チタン光触媒板上に種子をまき、紫外線を照射するという簡単な処理ですが、光触媒反応時に発生する活性酸素種が種子を刺激し、発芽率が向上すると考えられ、現在、作用機序(メカニズム)を解析中です。
薬草など一部の作物では、発芽率の低さが問題となっていますので、光触媒によって発芽率を向上させることができれば、農作物栽培の効率化や低コスト化につながるでしょう。
光触媒水溶液「JチタンL」
Sincere Techonologyが取り扱っております酸化チタン水溶液は従来の製造方法とは異なり、安価な原材料としてユーザーに提供することができます。
JチタンLは従来の抗菌、 防汚、消臭有害物質の分解作用などを飛躍的に高めることに成功した製品です。
人体に無害で取り扱いも簡単です。
太陽や蛍光灯などの紫外線を利用した自然の作用なので、塗布する場所を選ばず 安全で衛生的です。大気汚染や水質汚染、シックハウス、ウィルスなど、 現代社会における問題を解決します。
手軽に使える水溶性の光触媒の特徴
水と酸化チタンのみの完全無機質
透明の中性水溶液 であるため、幅広い分野での材料として利用できます。
バインダー不要
結晶が非常に小さく化学結合するため、 二酸化チタン分子自体が基材へ固定 する能力を持ちます。
常温でコーディング可能
スプレーでさっと吹きかけて布でふき取り乾燥させるだけで、コーティングが可能です。
しっかりコーディング
硬度(鉛筆硬度)は4H のため、壁面などへの施工で自然に取れてしまう事はありません。
日産・ホンダのディーラーで実績があります
自家用車に加工すれば、ペットや食べ物、タバコなどのニオイを消臭でき、同乗者に不快な思いをさせません。また、電車、バス、タクシーなどの公共交通機関の車両内部に加工することで抗菌・消臭効果を発揮し車内を快適に保つことができます。